【限定特価】 少林寺拳法　-その思想と技法- 宗道臣著　古本　1971初版/1981第20版 趣味・スポーツ・実用

古本ですが，経年変色し，やや汚れのある函に守られて来た中は未使用のような状態にあります。カバーの開きに下記の解説が読めます。少林寺拳法は今から約1500年前にインドの人　ボダイ・ダルマによって中国河南省の少林寺に伝えられた、仏教僧の精神修養と護身練胆と健康増進の三徳を同時に習得することを目的として座禅と並行して伝承され修養されて来た法術である。しかしながらこの法術は長い間門外不出を原則とし、入山して得度を受け仏弟子の証を示した者以外には厳しく教えることを拒否して来た秘宝であり、この拳法の奥義には東洋的思索の調和と静寂が内在している。(中略)少林寺拳法の真の姿は、天地の真理、宇宙の実相を示す陰陽二つの卍の秘義を具現し人間の努力によって地上に天国を実現せんとする釈尊の遺教にもとづく力愛不二の法門にして拳禅一如の練行である。　　この拳の道の追求する究極的な真理はダーマでありこれこそが少林寺拳法を主行とする正統仏教教『金剛禅』における信仰の対象である。金剛禅総本山少林寺の管長である著者宗道臣が合理的に集成した少林寺拳法教範は厳しい技の錬成と人間愛に満ちた金剛禅宗の法典となっている。本書では特写写真約1000枚以上を縦横に駆使し技法の紹介を試みると同時に他の武道に見られぬ哲学的な教理の一部を収録し少林寺拳法への入門書とした。少林寺拳法は現在(1970年前後？)現在日本全国に約1000の道場を有し、門下生は60万人を超えている。(中略)柔道・空手の母胎として世界中の人々の耳目にある少林寺拳法の真の姿を門外不出の原則を破って初めて世に送る本書はこの道に関心ある人々にとって必読のものである。

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