【2024?新作】 うさぎぐぐページ 間仕切り・パーテーション

★★★★★

2024-03-29

この本は、沖縄返還を成し遂げた佐藤栄作の生涯について描いている。 幼少期から、青年期を描き、戦後、運輸省にいた時に、吉田茂に見いだされ、官僚から「吉田学校」と言われる吉田茂の自由党に参加して、政治的出発をする。兄の岸信介ほどは、頭は良くなかったみたいが、「人事の佐藤」として、党内の情報を握り、人事の調和を図って、戦後の政権では、安倍政権までは、史上最長の政権を作り、政治的安定を作っている。 佐藤政権の間は、政治では、冷戦の中で、日米同盟を重視していくのだが、アメリカがベトナム戦争で、敗戦をして、経済の力が低下し、日本にも、軍事費や貿易面での支援を求めてきた時代であった。その中で、時のアメリカ大統領のニクソンは、自らの大統領選挙の大票田の南部で、繊維製品が、日本の製品に、負けていたことがあり、佐藤に、繊維輸出の削減と沖縄返還の条件を付けた。これが、世に言う「糸（繊維を犠牲にして）で、縄（沖縄）を買う」と言われた佐藤政権の実績につながっていく。しかし、この繊維製品の貿易摩擦以降、たびたび、日本は、アメリカの要求に、応じていかなければいけないほど、辛い立場にもっていかれることになる。しかし、このアメリカが弱ったタイミングで、取引をして、沖縄を取り戻せた事は、佐藤政権の最大の成果と言っていいだろう。２０２０年現在、未だにロシアから、北方領土を取り戻せない事を考えると、繊維を犠牲にしたのは、痛かったが、沖縄を取り戻せたことは、大きかった。 しかし、その一方で、「核を作らず、持たず、持ちこませず」という非核三原則という大嘘により、ノーベル平和賞を強引にもらったことは、果たして、良かったどうか、わからない。そもそも、日本にアメリカの核ミサイルがあるから、日本の安全は、北朝鮮、中国、ロシアからの核ミサイルから、守られているのであって、「持ちこませず」は、明らかに、大嘘である。当時から言われている事だが、この大嘘を誰も、見抜けなかったのであろうか？ともかく、建前は、被爆国の日本にとっては、美しい非核三原則となり、ノーベル平和賞をもらったが、未だに、その信ぴょう性は、疑われている。 ただ、日本が高度成長をするために、必要であった政治的安定政権を作るほど、リーダーシップがあり、沖縄を返還させたことは、大きな業績である。ロシアから北方領土を取り戻せない安倍政権とは、大きな違いを見せている。

• ゆ-まな
• 37歳
• アトピー
• クチコミ投稿 1件

購入品

★★★★★

2024-04-15

義父の家にある蔵から古文書が出てきて なんとか 読み解きがしたくて購入をいたしました。 時間がかかるかもしれませんが、解読できるといいな・・・

• ミーヤン15
• 25歳
• アトピー
• クチコミ投稿 1件

購入品